第208回市川スマイルTMC例会記録

例会記録です
例会記録

 

30度を超える暑さの中でおこなわれた、市川スマイルトーストマスターズクラブ第208回例会。

参加者は少なめだったものの、アットホームで熱い例会となりました。

 

開会宣言は、本日お休みの新会長Kさんの代理で、教育担当副会長のT中(私です)がおこないました。

 

本日のゲストは、松戸トーストマスターズクラブからI藤さんにお越しいただきました。

 I藤さんはゲストにも関わらずスピーチもしていただき、参加者不足で悩んでいたところ、大変助かりました。ありがとうございます。

 

本日の司会(TMOE, Toastmaster Of the Evening)はベテランのI葉さんです。

欠席者多数のなか、役割の割り振りだけでなく、自身で準備スピーチも担当し、さらに本日のゲストI藤さんをスピーカーとして招聘するという、獅子奮迅の活躍でした。

 

今日の言葉の担当は、T田さんです。

今日の言葉とは、1つの単語を選んで、その単語を例会の中でなるべくたくさん使っていこう!というものです。これによって、会員の皆さんの語彙を豊かにしていこう、というのがこのコーナーの趣旨です。

て、本日T田さんの選んだ言葉は。

「化ける」です。

真夏の夜の怪談にふさわしい。。。ということではなく、落語家さんの世界のなかで、それまでいまひとつぱっとしなかった噺家さんが、突然上手くなったり、人気が出たりすることを「化ける」というそうです。

トーストマスターズに来られるゲストの中には「人前で話すのが苦手」とおっしゃる方も多くいらしゃいますが、例会に参加していく中で、「化ける」ように話がうまくなる方もたくさんいますので、そういう人にこそゲストに来ていただきたいです。

 

つづきまして、Good & Newのコーナー

スピーチに入る前のウォーミングアップとして、ゲストのかたを含めて24時間以内にあった、いいことや新しいことを12分で語り合うコーナーです。

 

さて、場も温まってきたところでテーブルトピックのコーナーです。

「スピーチ」というと、原稿を準備して、それを発表するという形式をイメージする方が多いですが、このコーナーは、そのような形式ではなく、即興でのスピーチを練習するものです。

 司会者(テーブルトピックマスター)が、お題をだすので、指名された人はすぐにお題への回答を12分でおこなうという、ゲーム要素を含んだコーナーです。

 

本日のテーブルトピックマスターは、T橋さんです。

お題は、「夏の思い出」「スポーツの思い出」「有名人と結婚するなら誰?」「死にそうになった思い出」とバラエティーに富んだ内容でした。

 

続きまして、メインコーナーでもあります準備スピーチのコーナーです。

本日は2人のスピーカーと1人のゲストスピーカーです。

 

最初のスピーカーは、私T中で、タイトルは「自分探し」です。

スピーチの目的は「アイスブレーク(自己紹介)」なのですが、自分は紹介できるほど自分のことを知っているのだろうか?という問いに答えるために、各種の分析をしてみました、というスピーチです。

分析の結果16 Personalities (https://www.16personalities.com/ja) では、INTP-A 論理学者。

キャリアアンカー (http://chikaku-navi.com/carrier/) CH 純粋な挑戦 でした。当たっていると思います。

 

2番目のスピーカーは本日のTMOEでもあるI葉さんです。

タイトルは、「陥ったピンチ」

事上で、自分の身を守るか、同僚を助けるか、の二者択一を迫られ

たときのお話です。I葉さんのやさしさのにじみ出るいいスピーチでした。私も前職の時にスピーチの中にでてくる嫌な上司とそっくりな上司に出会ったことがあり共感できるお話でした。

 

最後のスピーチは、ゲストのI藤さん。

カンボジアで、学生さんに日本語でのスピーチを教えた時のエピソードをお話ししていただきました。

日本語そのものには問題はないが、何が言いたいのかがわからなかった、という話がありました。日本人が日本語で話していても、何を伝えたかったのかよくわからないことってありますよね。自分の話し方を見直すよい機会になりました。

 

休憩をはさんで論評の部に移ります。

論評を通じて、スピーカーにフィードバックすることで、スピーチスキルの向上を目指そうというコーナーです。このコーナーは、総合論評のM井さんが司会をおこないます。

 

まずは、最初のスピーカーへの論評をT橋さんがおこないます。

スピーチの内容を注意深く聞いていただき、よかった点と改善した方がいい点を指摘していただきました。

とくに、改善した方がいい点の指摘内容が具体的で参考になりました。

 

続いて、I葉さんへのスピーチの論評は、T田さんです。

スピーチの内容だけでなく、声の使い方やボディランゲージ、など細かいところまで観察し、フィードバックをするというベテランの論評を見せていただきました。

 

ゲストのI藤さんへのフィードバックは、総合論評のM井さんから。

さりげなく、ゲストスピーチをしていただいたことへの感謝を述べるあたり、さすがの気遣いです。

総合論評として、スピーチや論評以外の役割についても、広くフィードバックを欠かさないところがすばらしいです。

 

最後に、本日の受賞者ですが

 頑張った対象:I藤さん

 ベストテーブルトピックスピーカ:K栖さん

 ベスト論評:T田さん

 ベストスピーカー:T

 

でした。