皆様、2018年の滑り出しはいかがでしょうか?
市川スマイルトーストマスターズクラブも、ゲスト2名を迎え、あとから飛び乗ったメンバーたちもしっかり捕まえて、H松会長指揮のもと、今年もおおらかに滑り出しました。40億年を生き抜いてきた面々の余裕のスタートです。
第196回例会は、いつものように「今日の言葉」に始まり、「Good&New」(食前酒)、「テーブルトピック」(オードブル)、「準備スピーチ」(メインディッシュ)、論評と続きます。
今年最初の「今日の言葉」は「虚心坦懐」。K山さんが選んでくださいました。「ピュアな心で物事を見る」という新年にふさわしい言葉です。
「虚心坦懐」を旗印に始まった例会は、24時間以内に起こった良いこと、新しいことを語る「Good&New」(食前酒)へと進みます。♪輪になって、輪になって♪ 和やかな雰囲気でお互いを知る場でもあります。年の初めなので抱負も語り合いました。
食前酒で口が滑らかになったところでテーブルトピック(オードブル)へ。T中さんがテーブルトピックマスターを務めます。即興スピーチならではのドキドキムードの中、バラエティに富んだお題が用意され、スピーカーは温かいリアクションに支えられて、それぞれの歩みで1~2分、スピーチの食感を楽しみます。
そして、いよいよメインディッシュの準備スピーチへ。
一番手はH松さんです。タイトルは「謙虚であること」。「謙虚」という切り口で、数々のエピソードを語り、ガッツ石松、松下幸之助、『ガッチャマン クラウズ』の魅力に迫ると同時に、謙虚であることの大切さの本当の意味をあぶり出しました。物事を深く見る努力をすることの大切さ、知らないことを知る大切さを思いました。「むずかしいことをやさしく、やさしいことを深く、深いことを面白く」という永六輔氏の名言を思い出させるスピーチでした。
次はM井さんの登場です。タイトルは「シュバイツァーの人生」。実は『シュバイツァー』は、私が最初に読んだ伝記でした。川沿いの図書館の匂いと本の挿し絵を思い出しながら拝聴しました。ノーベル平和賞を受賞したシュバイツァーは、どんな人生を送ったのか、なぜすべてを捨ててアフリカに渡ったのか…… ひとつひとつのエピソードが適切な言葉選びと耳に心地よい調べによって見事に映像化されました。
お二人のスピーチは、O内さん、T橋さんの温かく的確な論評にしっかりと支えられ、さらに例会全体を総合論評者のM田さんがパノラマの目配りで統括し大きく包みました。
さて、お待ちかねのデザート! 受賞者の発表です。
ベストテーブルトピックスピーカー賞 K山さん
ベスト論評賞 T橋さん
ベストスピーカー賞 M井さん
でした!
第196回例会はこれで幕を下ろしますが、
今日のトーストマスター(TMOE)であるH川さんの、随所で見せた心映えのよさが例会を静かに盛り上げていたことは言うまでもありません。
興味を持たれた方は、気軽にお運びください。
味見をどうぞ。
歓迎いたします。